CHAPTER 01

――「Challenge Forever」に参加して

西村:福島県相馬市での「Challenge Forever」、どうでしたか?

藤光:子供たちからパワーをもらって、楽しむことができました。

西村:めちゃなつかれてましたね。

藤光:子供たちと仲良くワイワイやれたので、僕もパワーをもらえたと思います。

西村:福島の子供たちは肥満度が全国No.1なので、色んなスポーツを体験してもらいたいという意図で「Challenge Forever」を始めて14回目ですね。前回は、バレーボール・陸上・野球をやりました。走ることって誰もがやることですからね。

藤光:普通の学校で、走り方を教わるということは無いじゃないですか。スポーツクラブに所属している子たちでないと経験ができないので 他の競技をやっている子たちはなかなか習うことがないと思います。このような機会を作っているというのは、子供たちにとっても良い機会だと思います。走るということは、どんなスポーツにも活かされると思うので、走ることの良さを改めて感じましたね。

西村:走る事は、スポーツにおいて基本ですからね。

藤光:一見簡単なんですが、やってみると難しいところもあるので、まずは体験してみることが第一だと思います。子供たちにとって、十分刺激になったのではないかと思います。

西村:子供がスポーツを楽しいと思ってくれるきっかけ作りを、一番のメインに考えていました。

藤光:興味を持ってもらうようにやりました。

――実際に教えてみて

西村:3つのグループに分かれてバレーボール・陸上・野球とやりましたが、藤光さんは毎回状況を観てやることを変えていましたね。

藤光:子供たちによって求めてくることが違うと思うので、実際聞いたり、見たり、感じたりしてやりましたね。

西村:ゲーム形式でやっていましたよね。

西村:バレーボールの場合は、楽しいと思ってもらえるように柔らかいボールを使ってソフトバレーをやりましたね。サッカーをやってる子が物凄いジャンプ力で凄いスパイクを打つので、「凄いジャンプ力だよ」と言ったらバレーボールに転向しちゃったんですよね。子供たちが夢を持つきっかけになればいいのかなと思っています。

藤光:良いきっかけになって何かを始めたりするようになればいいなと思います。

西村:10年後、20年後、「藤光さんに会ったから自分がこうなったんです」っていう子が1人でも出てきたら嬉しいですね。

――陸上&ビーチバレーボールを始めたきっかけ

藤光:小学校までサッカーをやっていたんですが、団体スポーツで頑張ることが自分の中でしっくりこなかったんですよね。個人で頑張って結果に繋がるスポーツの方をやりたいと思い、足が速い方だったので中学から陸上を始めました。

西村:小学校4年生の時にサッカーをやりたかったんですが、サッカー部がなくてバレーボールを始めました。先生が「全国大会に行けるよ」と言うので、頑張ったら5年生の時に全国へ行くことができ、それからバレーボール一筋ですね。
先生がそう言ってくれたのが大きなきっかけでしたし、「無理!」と言われたらやっていなかったかもしれないです。負けず嫌いで、何でも1番になりたかったですね。

藤光:誰かに何か言われたことが、きっかけになるのかもしれないですね。今の自分にとって、スポーツが楽しく幸せなことなので良かったと思います。

CHAPTER 02

――「Challenge Forever」の今後の展開について

西村:きっかけ作りということで福島でやっていますが、全国でもやっていきたいという思いがあります。

藤光:やっていくことによって、きっかけを持つことができる子供たちが増えれば嬉しいですね。協力したいです。

西村:子供たちの夢がスポーツに向けてくれたらいいですね。

藤光:子供たちに夢を与えるために、僕ら自身も頑張らなければならないですね。

西村:そうですね。2人とも元気ですし、頑張っていきたいですね。

CHAPTER 03

――「KIZUNA」今回の対談について

西村:藤光さんと「KIZUNA」を通じて出会うことができました。アスリートとファンを繋ぐという交流アプリができて、凄く良いなと思っています。

藤光:ファンの方々とコミュニケーションがとれるツールができたというのは、非常に素晴らしいと思っています。選手を応援したり、競技の魅力を深く知ってもらうことができると思います。

西村:スポーツの横の繋がりって、あんまりないですよね。ファンの皆さんに、ビーチバレーに限らず陸上も観に行きたいって興味を持ってもらうことが、日本全体にとっても凄くいいと思います。

――ファンとの交流について

西村:凄く良いと思います。応援してくれる人があってこそだと思うので大事にしたいです。

藤光:僕自身も毎年やってきてることなので、一般の観戦しに来てくれるようなファンの方々との交流も大事にしたいと思っています。

――選手同士の交流について

藤光:多くの競技の方と交流する機会がないので、「KIZUNA」アプリの中であればコミュニケーションを取ることができます。いきなりLINEで交流するのはハードル高いですかね(笑)。

西村:色んなアスリートが登録されているので、選手を集めた「KIZUNA」交流会をやりたいですね。ここまでのスポーツのコミュニティーは他にないと思うので、「KIZUNA」を通じて頑張っていきたいなと思います。

藤光:他の競技の選手の話を聞きたいと思いますし、自分にとって参考になる情報を得られると思います。ぜひそのような機会を作っていけたら嬉しいですね。

西村:ぜひ、やりたいですね。スポーツはアナログな感じがしますが、ネットを有効活用できたら交流も上手くできると思います。

藤光:「絆」を深めてスポーツ界を盛り上げて行けたら嬉しいです。

CHAPTER 04

――スポーツ選手にとっての「KIZUNA」

西村:スポーツ選手って本当に負けず嫌いで勝ちたいが為にやっている人が多いと思うんですよね。不器用な人が多いし、それが良さだったりもします。それを「KIZUNA」を通じてたくさんの方にうまく伝えて応援してもらえたらいいですね。

藤光:今までは自分1人で頑張ってきたと思いますが、結局支えてくれる人たちがいて成り立っています。「KIZUNA」を通じてみんなで価値観を分け合って生きるようになればいいと思いますね。コミュニケーションをとって、気持ち良く応援できる世の中を作るきっかけとなればと思います。

――これまでの人生で「絆」を感じた時

西村:僕は中学生の時に夢が叶ってバレーボールで日本一になりました。凄くちびっこチームだったので、誰もが優勝するとは思っていなかったんですね。その時のメンバーで同じ高校に行き、もう一回日本一になると決めて優勝したときに、大きな「絆」を感じました。小さくても負けないという思いが今でも続いてますね。

藤光:これまで競技を続けようか悩んだ時に、周りの方々やファンとの交流をやる中で応援してくれる声を直に聞いて、改めてもう一回頑張ってみようという気持ちになれました。支えてくれている人たちに、「絆」を感じますね。

BonusChapter

――「BEACH HOUSE FIVE」の砂について

藤光:トレーニングで砂浜を走るんですが、ここまで素晴らしい砂はなかなかなく、気持ちいいですね

西村:オーストラリアの砂で、砂に混じった石を取って殺菌をしています。

藤光:砂漠の砂みたいですね。先日、合宿で砂漠を走りました。

西村:陸上選手でも走るんですね。僕らビーチバレーの選手もよく走ります。

藤光:オフシーズンでは、砂の上を走ることが多いですね。

西村:体に良いと思っています。

藤光:例えば、どんなところがですか?

西村:インドアのバレーボールからビーチバレーに転向して15年経ちますが、未だに怪我をしていなく、体力と筋力が昔と変わっていません。バレーボールでは凄くジャンプをしますが、着地の際に砂が全てを吸収してくれるので、膝や腰に負担がないのかなと。インドアの時は体中が痛かったですが、今はどこも痛くないので凄く体に良く、関節への負担がない上に筋力が付きます。

藤光:砂の上でのトレーニングを、定期的に取り入れていってもいいと思います。

西村:砂の上に立つだけでも自分でバランスを取るようになり、捻ることで刺激を入れていくので効率良く体を絞りやすいですね。

藤光:トレーニングの中で、絞りたいとか刺激を入れたいというのがあるので、今回参考になるようなものがあれば凄く良いなと思っています。

西村:砂の上だからこそ、普段使っていない眠り筋を起こすことによってパフォーマンスを上げることができます。

――トレーニング開始

トレーナー:踏ん張ることで普段使っていない所を刺激してあげます。左右差がありますので、2、3週間やってるとバランスが取れてきます。

西村:砂の上でのトレーニングは、どうでしたか?

藤光:眠り筋(普段使っていない筋肉)のトレーニングができて、呼び起こされたような感じはしますね。

記事・写真 /佐久間秀実